うたこころ 茜雲(あかねぐも) 夕暮れは 雲のはたてにものぞ思う 天(あま)つ空なる 人を恋ふとて (古今集・恋一・読人不知) 「雲のはたて」は 「雲の涯(はて)」 ... 2021.01.19 うたこころ和歌
うたこころ ハッピーバースデー 🎂 夕暮れは 雲のはたてにものぞ思う 天(あま)つ空なる 人を恋ふとて (古今集・恋一・読人不知) 「雲のはたて」は 「雲の涯(はて)」 ... 2020.12.27 うたこころ和歌
うたこころ メリークリスマス 🎄 恋しとは さらにも言はじ下紐の 解けむを人は それと知らなむ (後撰集・恋三・在原元方) Merry Christmas !🎄 2... 2020.12.24 うたこころ和歌
うたこころ 古今和歌集〜鹿(しか)/夕づく夜小倉の山に鳴く鹿の.. 夕づく夜 小倉の山に鳴く鹿の 声のうちにや 秋は暮るらむ (古今集・秋下・貫之) 「鹿」 「秋鹿」ともよまれました ... 2020.11.27 うたこころ和歌
うたこころ 後撰集〜時雨(しぐれ)/神無月しぐれとともに神無備の.. 神無月 しぐれとともに神無備(かみなび)の 森の木(こ)の葉は 降りにこそ降れ (後撰集・冬・読人不知) 「時雨」は 晩秋から初冬にかけて降るにわか雨 ... 2020.11.26 うたこころ和歌
うたこころ 万葉集〜露霜(つゆしも)/秋さればおく露霜にあへずして.. 秋されば おく露霜にあへずして 都の山は 色づきぬらむ (万葉集・巻十五) 「露霜」は いわゆる万葉歌語のひとつ すぐ霜になり... 2020.11.22 うたこころ和歌
うたこころ 後拾遺集〜白河関(しらかわのせき)秋/都をば霞とともにたちしかど.. 都をば 霞とともにたちしかど 秋風ぞ吹く 白河の関 (後拾遺集・羇旅・能因) 中古三十六歌仙の一人 能因の有名な和歌です 白河の... 2020.11.11 うたこころ和歌
うたこころ 千載集〜白河関(しらかわのせき)雪/東路も年も末にやなりぬらむ.. 東路(あづまぢ)も 年も末にやなりぬらむ 雪降りにけり 白河の関 (千載集・羇旅・印性) 白河関は陸奥(みちのく)の歌枕 今の福島県の白河市で ... 2020.11.02 うたこころ和歌
うたこころ 万葉集〜沫雪(あわゆき)/沫雪のほどろほどろに降りしけば.. 沫雪の ほどろほどろに降りしけば 平城(なら)の都し 思ほゆるかも (万葉集・卷八) もうすぐ雪の季節ですね 今日も ... 2020.10.27 うたこころ和歌
うたこころ 古今和歌集〜有明の月/今来むと言ひしばかりに長月の.. 今来むと 言ひしばかりに長月の 有明の月を 待ち出でつるかな (古今集・恋四・素性、百人一首) 「有明」とは 月が空に残っているうちに夜明けになること ... 2020.10.18 うたこころ和歌
うたこころ 源氏物語〜十六夜(いざよい)の月/もろともに大内山は出でつれど.. もろともに 大内山は出でつれど 入る方見せぬ いさよひの月 (源氏物語・未摘花) 十六夜の月は、中秋の名月(十五夜)の翌日、 月の出が遅れはじめる (そのため... 2020.10.11 うたこころ和歌
うたこころ 堀河百首〜玉響(たまゆら)/かきくらし玉ゆら晴れず降る雪の.. かきくらし 玉ゆら晴れず降る雪の 幾重つもりぬ 越の白山 (堀河百首・師頼) 玉響(たまゆら)とは 「ほんのわずかな間」の意味 たまゆら‥美しい言... 2020.10.08 うたこころ和歌
うたこころ 新古今和歌集〜玉響(たまゆら)/玉ゆらの露も涙もとどまらず.. 玉ゆらの 露も涙もとどまらず 亡き人恋ふる 宿の秋風 (新古今集・哀傷・定家) 玉響(たまゆら)とは 「玉と玉が触れ合う時のようにほんのかすかに」 「ほんのわずか... 2020.10.08 うたこころ和歌
うたこころ 古今和歌集〜東雲(しののめ)/東雲のほがらほがらと明けゆけば.. 東雲(しののめ)の ほがらほがらと明けゆけば おのがきぬぎぬ なるぞかなしき (古今集・恋三・読人不知) せつなくて美しい歌です 今日も ... 2020.10.04 うたこころ和歌