紀貫之 冬花(三)



白雪の   降りしく時はみ吉野の 山下風(やましたかぜ)に   花ぞ散りける
(古今和歌集・賀歌・紀貫之) 「冬」 「雪」を「花」に見立てる 白雪が降りしきるときには 吉野山の麓を吹く風に まるで 花が散っているよう

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