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山居初秋

秋たつと   人はつげねど知られけり み山の裾(すそ)の   かぜのけしきに 西行(1118~1190) 山家集 旅に生き、桜を愛した 西行法師の歌です 「山居」 山の中のすまい 山の中に住むこと ...
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霞(かすみ)を

吉野(よしの)山   梢(こずえ)の空の霞(かす)むにて さくらの枝も   春知りぬ覧(らん) 西行(1118~1190) 聞書集 旅に生き、桜を愛した 西行法師の歌です 「吉野(よしの)山」 大和...
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母衣(ぼろ)

母衣と書いてぼろとよみます 武士が戦(いくさ)で背負っていた 矢を防ぐふくらませた袋のようなもの 武士は母を背負って戦いました 矢が刺さったぼろを手に武士は こころ痛めたのかしら ありがとう 痛かったね ごめん 亡き母を...
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南無阿弥陀仏

仏とも   鬼とも蛇とも分らねど 何になろうと   南無阿弥陀仏 木喰五行上人(1718~1810) 「称名(しょうみょう)」 阿弥陀仏の名号である 南無阿弥陀仏を称えること 「南無阿弥陀仏」 「南...
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やまとうるわし

万葉集(8世紀) 舒明天皇 天皇の、香具山に登りて 望国(くにみ)したまひし時の御製歌 大和(やまと)には 群山(むらやま)あれどとりよろふ 天(あま)の香具山(かぐやま) 登り立ち国見(くにみ)をすれば 国原(...
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神風(かむかぜ)の

神風(かむかぜ)の   伊勢の浜荻(はまをぎ)折り伏せて 旅宿(たびね)やすらむ   荒き浜辺に 万葉集(8世紀) 巻第四 相聞 碁檀越の伊勢国に往きし時に 留れる妻の作れる歌一首 「神風の」 古くは...
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夏風(なつかぜ)

夏山の   夕下かぜの涼しさに ならの木(こ)かげの   たたまうきかな 西行(1118~1190) 山家集 旅に生き、桜を愛した 西行法師の歌です 「夕下風」 夕方に木陰を吹いてくる風 「たた...
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夏衣(なつころも)

春過ぎて   夏来(きた)るらし白栲(たへ)の 衣(ころも)乾(ほ)したり   天(あま)の香具山 万葉集(8世紀) 雑歌 持統天皇 天皇の御製歌(おほみうた) 「来(きた)る」 来(き)至(いた)る...
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風神(ふうじん)

伊邪那岐(いざなぎ)伊邪那美(いざなみ)の二神、 既に國を生み竟(を)へて、 更に神を生みたまひき。   風の神名は志那都比古の神を生みたまひし、 古事記(712)より 「伊邪那岐(男神)伊邪那美(...
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織姫(おりひめ)星

龍(たつ)の馬(ま)も   今も得てしかあをによし 奈良の都に   行きて来(こ)む為 万葉集(8世紀) 雑歌 旅人 「龍の馬」 八尺以上の馬を龍という 「あをによし(青土よし)」 奈良の美称 ...
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霞(かすみ)を

吉野山   梢(こずえ)の空の霞むにて さくらの枝も    春知りぬ覧(らん) 西行(1118~1190) 聞書集 旅に生き、桜を愛した 西行法師の歌です 「聞書集」 聞きつけむに従ひて書くべし...
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いろづくことば

早 起 き の 朝 い ろ づ い て ゆ く 空 に お も い だ し て い る の う な づ い て こ の 美 し さ を わ た し も っ て ことばもいろづいてゆくものと よみました 長い歴史が深さと豊...
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神さまの愛

神さまの美しい自然への愛と わたしの美しい自然への愛と おなじになったとき 神さまはよくきたねと わたしの手をうごかすのかしら ハッとわれにかえると 神さまはまたおいでと 静かに去ってゆくのかしら わたしの い...
和歌

さくらの花

しきしまの   やまとごころを人とわば あさひににほふ   山ざくら花 本居宣長(1730~1801) 江戸時代の国学者 「敷島(しきしま)の」 やまとごころにかかる枕詞 「やまとこごろ」 大和心...
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君が代(国歌)

我が君は   千代(ちよ)に八千代(やちよ)に   さざれ石の巌(いはほ)となりて   苔(こけ)のむすまで 古今和歌集 賀歌 よみ人知らず 日本🇯🇵の国歌です 「君」...
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仮名序

古今和歌集(905) 仮名序 やまと歌(注.和歌のこと)は 人の心を種として よろづの言の葉とぞなれりける 世の中にある人 ことわざ(注.事と行為)繁きものなれば 心に思ふことを 見るもの聞くものにつけて(注.託して) 言ひ出...
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おとづれ

自転車をとめて ひとり空をみていた朝 旅にでるの? 声をかけられた サングラスの向こうは 異なる世界のようだった 詩を書くことは ことばを待つことと知った どこにでもある 幼いことばの訪れを待っていた 旅...
うたこころ

地べたの神様

日本は八百万(やおよろず)の神さまの国 空にもほら そこにもほら 地べたにもほら 静かにほほえむの 地べたに座るとね いっぱいのいのちいのちいのち 這って這って這って いっしょにゆきましょう 地べたの神さま...
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美ガアルワ

なにかにふれて こころはいっぱいに ありがとうで みたされるの わたしはそのおもいを 美しいという言葉にのせて 表現します 宗教っぽい? でもね.. 美も 宗教も 根っこのこころの態度は おなじとおもうの それは 静 ...
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北斎の目

葛飾北斎の 鳥の絵がすきなの 鳥の目がね 北斎自身の目と感じるの 彼の目が語るの " どうだ お前にこの絵がわかるか? " ちょっとムカつくでしょ.. 北斎自身の目と しばし みつめあって いえ. にらみあっ...
和歌

ナムアミダブツ

仏とも   鬼とも蛇とも分らねど 何になろうと   南無阿弥陀 (木喰五行上人) 「称名(しょうみょう)」 阿弥陀仏の名号である 南無阿弥陀仏を称えること 「未生以前の面目」 禅公案 未だ...
和歌

織姫(おりひめ)星

龍(たつ)の馬(ま)も   今も得てしかあをによし 奈良の都に   行きて来(こ)む為 (万葉集・巻第五・雑歌・旅人) 「龍の馬」 八尺以上の馬を龍という 「あをによし(青土よし)」 奈良の美称 ...
うたこころ

時のはじまり

ひらくとそこに 君をみつけて お は よ う 僕の時間は流れはじめます 君を起点にして 僕の時が流れはじめる 穏やかな朝でありますように あなたが幸せでありますように い っ て き ま す 無...
和歌

夏衣(なつころも)

春過ぎて   夏来(きた)るらし白栲(たへ)の 衣乾(ほ)したり   天(あま)の香具山 ( 万葉集 雑歌) 藤原宮御宇天皇代 持統天皇(在位690~697) 天皇の御製歌 「栲(たへ)」 楮(こうぞ...
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蜻蛉島(あきづしま)

万葉集 雑歌 大和(やまと)には 群山(むらやま)あれど とりよろふ 天(あま)の香具山(かぐやま) 登り立ち 国見(くにみ)をすれば 国原(くにはら)は 煙(けぶり)立つ立つ 海原(うなはら)は 鷗(かまめ)立つ立つ ...
うたこころ

いのちの落穂

1000年前に生きた あなたの歓喜と忍耐を 称(たた)えよう 残してくれた あなたのいのちの実り 私は幸せな落穂拾い 私も残したいの 私がいない時間を生きている あなたへ 見つけてほしい わずか1...
うたこころ

ココロウタ

わたしのことばに ともだちはおこって 子どものころ 教室でのこと その激しいことばに驚いたわたしは ことばに慎重に いえ..ことばがこわくなりました 時は過ぎて いま こわがることなく 恥じらいもなく。。 こ と ば...
うたこころ

すごい

圧倒的、 言葉を失っていつまでもずっと 魅入ってしまう それをぼくはひとことで すごい.. すごい..に触れると ぼくのいのちが目覚めるんだ うれしいんだ。 Photo by Chr...
うたこころ

オレンジ

感動するたびに 美しい糸がスルスルと 心からでてきて布を織る 一生かけて布を織る。 「これが私の人生だ」 この世を去る際に 織りあがった布を眺めて 去ってゆく。   そんな話を読んだ たぶん.. ぼくの織る半分は ...
うたこころ

スーパームーン

誕生日はスーパームーン でも 雲がかかっていて.. そうつぶやくと 君のツイートに 大きな大きなスーパームーン き こ え た よ 限 界 い っ ぱ い の お め で と う き こ ...
和歌

夢(ゆめ)

さくら花   ちりぬる風のなごりには 水なきそらに   波ぞ立ちける (古今和歌集・春歌・紀貫之) 「亭子院歌合歌」 「なごり」に 名残りと余波(なごり)をかける 吹く風が桜の花を散らせて ...

七回忌

いつもと違う帰り道 なぜこっちの道? イヤホンも聞きたくない.. そうして角を曲がると背後から 'けえ〜ん!' 振り向くと 両手に買い物袋を重たそうにして 母がいた '神様が会わせてくれたんだね' うれしそうに笑ってた...
うたこころ

ころも

言 葉 は「 空 気 」と なって 言 葉 の「 空 気 」を 纏(まと)う 言 葉 の「 衣(ころも) 」を 纏うの 新 し い 時 代 き た よ こ ろ も か え さ あ ...
和歌

春の夜(くらぶ山)

梅の花   にほふ春べはくらぶ山 闇(やみ)に越ゆれど   しるくぞありける (古今和歌集・春歌・紀貫之) 「くらぶ山にてよめる」 くらぶ山で詠んだ歌 梅の花が咲き匂う春のころは 暗いくらぶ...
和歌

霞(かすみ)の里

霞(かすみ)立ち   木(こ)の芽もはるの雪降れば 花なき里も   花ぞ散りける (古今和歌集・春歌・紀貫之) 「雪の降りけるをよめる」 雪の降ったのを詠んだ歌 紀 貫之 古今集の代表歌人かつ中心...

さくら

「 ほ ら 、み え る ん だ よ 」 母の病室の窓から 上野公園の満開の桜がみえました 亡くなるひと月ほどまえのこと 「 花 見 に い こ う 」 母はお金をおろすようカードを渡しながら 僕の顔をじっとみていいます...

母の遺影はとっても若い ぼくよりもっとずっと若い ぼくとおんなじ目で いつもほほえんでくれるんだ あ り が と ね 。 亡き母はぼくをよぶとき けぇ〜ん けぇ〜んけん なんどよばれただろう 一匹...
和歌

立春(二)藤原高子

雪のうちに   春は来にけり鶯(うぐひす)の こほれる涙   今やとくらむ (古今和歌集・春歌・二条后) 「二条后の春のはじめの御歌」 二条后(藤原高子)が春の初めに お詠みになった歌 雪がま...
和歌

立春(一)紀貫之

袖(そで)ひちて   むすびし水のこほれるを 春立つ今日(けふ)の   風やとくらむ (古今和歌集・春歌・紀貫之) 「春立ちける日よめる」 立春の日に詠んだ歌 四季を詠み込む 夏に袖が濡れる...
和歌

西行円寂の報に接して詠む

 紫(むらさき)の   色と聞くにぞなぐさむる 消えけん雲は   かなしけれども (藤原定家・拾遺愚草) 西行の円寂(僧侶の死をいう) の報に接してよむ 「上人(しょうにん/僧侶の敬称)先年詠、願は...
和歌

霞(かすみ)を

吉野山   梢(こずえ)の空の霞むにて さくらの枝も   春知りぬ覧(らん) (西行・聞書集) 旅に生き、桜を愛した 西行法師の歌です 聞書集 聞きつけむに従ひて書くべし 吉野山の 梢の上...
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冬の花

冬ながら   空より花の散りくるは 雲のあなたは   春にやあるらむ (古今和歌集・冬歌・清原深養父) 「雪の降りけるをよみける」 「雪」を「花」に見立てる 冬なのに 空から花が散ってく...
うたこころ

信ジテル

感性は 「これしかない」といい 頭は 「それはおかしい」と違和感をいう そんなときは 頭に考える時間を与えてあげる すると 「そうか」「そういうことか」 頭は納得する理由をみつけだすの 頭が「これがいい」といい ...
和歌

紀貫之 冬花(三)

白雪の   降りしく時はみ吉野の 山下風(やましたかぜ)に   花ぞ散りける (古今和歌集・賀歌・紀貫之) 「冬」 「雪」を「花」に見立てる 白雪が降りしきるときには 吉野山の麓を吹く風...
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紀貫之 冬花(二)

冬ごもり   思ひかけぬを木(こ)の間(ま)より 花と見るまで   雪ぞ降りける (古今和歌集・冬歌・紀貫之) 「雪の木に降りかかれりけるをよめる」 冬ごもりの季節で 花のことなど思いも...
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紀貫之 冬花(一)

雪降れば   冬ごもりせる草も木も 春に知られぬ   花ぞ咲きける (古今和歌集・冬歌・紀貫之) 「冬の歌とてよめる」 「雪」を「花」に見立てる 雪が降ると 冬ごもりしている草にも木にも...
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君が代は(国歌)

我が君は   千代(ちよ)に八千代(やちよ)に さざれ石の巌となりて   苔のむすまで (古今和歌集・賀歌・よみ人知らず) 🇯🇵の国歌です 「君」とは 敬愛する相手...
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八俣(やまた)の大蛇(おろち)

古事記より[八俣の大蛇] かれこの中の尾を切りたまふ時に、御刀の刃毀けき。 御刀の前もちて刺し割きて見そなはししかば、 都牟羽の大刀あり こは草薙の大刀なり。 「八俣の大蛇」 体ひとつに頭が八つ尾が八つ その...
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サロルンカムイ(湿原の神)

古事記より〔島々の生成〕 次に大倭豐秋津島を生みたまひき。 またの名は天つ御虚空豐秋津根別といふ。 かれこの八島のまづ生まれしに因りて、大八島國といふ。 「大倭豐秋津島」 おほやまととよあきつしま 本州のこと...
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初雪(はつゆき)

山櫻(やまざくら)   はつ雪降れば咲きにけり よしのはさとに   冬ごもれども (西行・山家集) 旅に生き、桜を愛した 西行法師の歌です   "冬のうたよみけるに" 初雪が降って 山は一...
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風神(ふうじん)

[神々の生成] 既に國を生み竟(を)へて、 更に神を生みたまひき。 風の神名は志那都比古の神を生みたまひ、 (古事記より) 「志那都比古の神」 息の長い男の義 「風神雷神図屏風」 俵屋宗達筆...
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詩を書くこと

何か残したいと思って ブログを書き始めて たくさん書いたら詩を書きたくなって ブログは頭を使って力ずくで書いてたけど 詩は頭を離れて 心の内に湧く想いを 言葉に浮かべる感覚で この言葉ですか? と聴きながら導かれる感...
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金木犀

          いちばん好きと            せつなく読んだ          秋 香る          金木犀の花   UnsplashのJack Rayが撮影した写...
うたこころ

小さな祈り

あなたの痛みが和らいで 穏やかな午後になりますように あなたの痛みが癒されて 穏やかな夜になりますように あなたが幸せでありますように こころいっぱいの あ り が と う 小 さ な 祈 り ...
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初秋

秋たつと   人はつげねど知られけり み山の裾(すそ)の   かぜのけしきに (西行・山家集) 旅に生きた 西行法師の歌です 「深(み)山の裾(すそ)」 秋になったよと 人は告げてくれ...
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祈り~古事記

[天地のはじめ] 天地(あめつち)の初發(はじめ)の時、 高天(たかま)の原に成りませる神の名(みな)は、 天(あめ)の御中主(みなかぬし)の神。 (古事記より) 天の御中主の神の化身として 天照(...
和歌

夏風(なつかぜ)

夏山の   夕下かぜの涼しさに ならの木(こ)かげの   たたまうきかな 西行(1118~1190) 山家集 旅に生き、桜を愛した 西行法師の歌です 「夕下風」 夕方に木陰を吹いてくる風 「たたま憂...
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七回忌

いつもと違う帰り道 なぜこっちの道? イヤホンも聞きたくない.. そうして角を曲がると背後から 'けえ〜ん!' 振り向くと 両手に買い物袋を重たそうにして 母がいた '神様が会わせてくれたんだね' うれしそう...
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母 論

わたしより もっと ずっと若い 母の遺影を みあげて 手をあわせて わたしとおんなじ目を みつめるの 今日も微笑んでくれてる どんな日も こんな日でも.. ありがとう ありがとう.. ...
うたこころ

美 論

なにかにふれて こころはいっぱいに ありがとうで みたされるの わたしはそのおもいを 「美しい」という言葉にのせて 表現します 宗教っぽい? でも.. 美 も 宗 教 も 根っこの心の態度は おなじとおもうの それは...
和歌

花の下にて

 願(ねがは)くは   花の下にて春死なん その如月(きさらぎ)の   もちづきのころ (西行・山家集) 旅に生き、桜を愛した 西行法師の歌です 「如月」は陰暦2月 「望月もちづき」は満月 ...
うたこころ

幸福論

お は よ う いってらっしゃい 雨 よき 足元に気をつけて 花 祈 り 波立つこころは あなたを想って 静めるんだ 淡々と生きる日々に ぼくの人生に あなたがいてくれて 幸 せ で す あ り ...
うたこころ

いのり

天 使 を み た よ 天使は祈りのことばを まとっていました ' あ な た が 幸 せ で あ り ま す よ う に ' ' 生 き と し 生 け る も の が 幸 せ で あ り ま す よ う に ' ...
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ありがとう

わたしよりもっと ずうっと若い 母の遺影を みあげて 手をあわせて わたしとおんなじ目を みつめるの 今日も微笑んでくれてる こんな日でも.. ありがとう ありがとう.. ありがとう ...
うたこころ

1ミリの祈り

なにかにふれて こころはいっぱいに ありがとうで みたされるの わたしはそのおもいを 美しいという言葉にのせて 表現します ' この美しい世界 いのちつくせ ' 静かなこころに耳をすまします 美なんてない? 美は...
うたこころ

やまと歌(和歌)

心 は こ と ば に の っ て 光 と な っ て 野 を 駆 け 風 と な っ て 山 を 越 え る の 花 (はな) 雲 (くも) 祈 り 和 (やまと) の う た ...
和歌

雪花〜雪の降りけるをよみける

冬ながら   空より花の散りくるは 雲のあなたは   春にやあるらむ     (古今集・冬・清原深養父)       「花」は雪のこと                 冬なのに ...
和歌

さくら花   散りぬる風のなごりには 水なき空に   波ぞ立ちける (古今集・紀貫之)      風に散った桜の花びらが         ちらちらと ...
うたこころ

太郎を眠らせ、   太郎の屋根に雪ふりつむ。 次郎を眠らせ   次郎の屋根に雪ふりつむ。         三好達治         この冬も        無事でいてね ...
ことば

心 詩

言 葉 が 光 な ら 光をつむぐの 心 詩 (こころうた) きっと 無事でいてね Photo by Abdullah Öğük on Unsplash
うたこころ

おもうこと

僕は「詩」は書けません。 文字だけで表現する語彙力はないし、文章力とかもありません。 (子供の頃から国語が一番の苦手でした..) でも、心のうちを表現したいというおもいはあって、 国語力のない僕の書くものは、短い行数のありふ...
ことば

あなたへ

こころ 言葉にのせて 言葉は 美にのせて あなたへ 夢の中でも 無事でいてね photo credit: Navaneeth Kishor Happiness is, a morning bo...
うたこころ

ホンのひとこと

あなたの ホンのひとことに 僕のこころは 燃えるんだ いのちはいっしゅんに はねおきるんだ いつまでも 無事でいてね Photo by Abdullah Öğük on Unsplash
うたこころ

美の種(たね)

美 の 種 (たね) は ひ と り の ひ と を 想 う こ こ ろ こ こ ろ い っ ぱ い の 小 さ な 祈 り 美 の 種 (たね) が 大 き な な に か の 陽 を う け て い...
うたこころ

g i f t

心を動かし励ます創作物は ひとりのひとを想う心に 大きななにかがつながって 形となって現れるとおもうの 私の想いだけではない 大きななにかからの 贈り物なの 😊 ...
うたこころ

リリー

       空に星があるように    海に波がたつように 君恋う想いは   やむ時もないの うたこころ オレンジ ...
うたこころ

おめでとう😊

おめでとう ようこそ いつも 無事でいてね 🤱 Photo by Gareth Harper on Unsplash
うたこころ

lily

大海(うみ)に     立つらん波は今もあらん 君恋(こ)ふらくは   やむ時もなし       万葉集・作者未詳 恋しい想いは ...
うたこころ

walk

stay hungry stay foolish 私の「hungry 」は 美へのこだわり 「foolish」は 自分への信頼 自分基準でいると 変人にみられるけど... 信 じ て る ...
うたこころ

スーパームーン

きこえたよ 限界いっぱいの おめでとう きこえるかな あなたに夢中の ありがとう ずっと 無事でいてね Photo by Ganapathy Kumar on Unsplash
うたこころ

古今和歌六帖/会津山あひづやま~恋

しをりして   ゆかましものを会ひづ山 入るよりまどふ   道と知りせば (古今六帖・二)        しをりして ...
うたこころ

りんご

リンゴの花言葉 『最も美しいひとへ』     「美しい」は 「かなしい」 とも読みました    「悲しい」「哀しい」「美しい」「愛しい 」 すべて 「かなしい」      「美しい」は 「愛しい」 でもある     '美と...
うたこころ

ことの葉

こころ 言葉にのせて こころは あなたに 会いにいくよ あなたを近くに 感じてるよ いつまでも 無事でいてね Photo by Abdullah Öğük on Unsplash
うたこころ

うたた寝

うたたねに   恋しき人を見てしより 夢てふものは   たのみそめてき       (古今集・恋ニ・小町)         小野小町です         夢のなかでも         ...
うたこころ

茜雲(あかねぐも)

夕暮れは   雲のはたてにものぞ思う 天(あま)つ空なる   人を恋ふとて      (古今集・恋一・読人不知)        「雲のはたて」は        「雲の涯(はて)」        ...

「ほら みえるんだよ」 母の病室の窓から 上野公園の満開の桜がみえました 亡くなる ひと月ほどまえのこと     「花見にいこう」 母は お金をおろすようカードを渡しながら 僕の顔をじっとみていいます 戸惑っている...
ことば

ことの葉 🍀

こころ 言葉にのせて こころは あなたに 会いにいくよ あなたを近くに 感じてるよ ずっと 無事でいてね    Photo by Abdullah Öğük on Unsplash
うたこころ

縁(えにし)の花

危機を縁(えにし)にして 湧きでる泉よ 苦難を縁(えにし)にして 芽ふく花よ    縁(えにし)の泉よ 縁(えにし)の花よ きっと 無事でいてね
うたこころ

初春

沈 ん で も   沈 ん で も こ こ ろ ま っ す ぐ   は つ は る                ずっと 無事でいてね        ...
うたこころ

2021年もよろしくおねがいします

まっすぐだよ 起伏に富んでるけど まっすぐだよ 新しい年も 無事でいてね Photo by Abdullah Öğük on Unsplash

ありがとう

何か残したいと思って ブログを書き始めて たくさん書いたら詩を書きたくなって ブログは頭を使って力ずくで書いてたけど 詩は頭を離れて 心の内に湧く想いを 言葉に浮かべる感覚で この言葉ですか? と聴きながら導かれる...
うたこころ

ハッピーバースデー 🎂

夕暮れは   雲のはたてにものぞ思う 天(あま)つ空なる   人を恋ふとて      (古今集・恋一・読人不知)        「雲のはたて」は        「雲の涯(はて)」         ...
うたこころ

メリークリスマス 🎄

恋しとは   さらにも言はじ下紐の 解けむを人は   それと知らなむ      (後撰集・恋三・在原元方)       Merry Christmas !🎄          2...
うたこころ

父の大福ひとり飯

「お前も食べろ」 父は大福をさしだすの 「ひとりで食べてもおいしくないんだ」 私は心底驚いたわ 父の血を継いでるはずだけど‥ 「ひとり飯最高!o(≧▽≦)o!」 の私なの 今日も 無事でいてね pho...
うたこころ

母~まなざし

母の遺影は とっても若い ぼくより もっと ずっと若い ぼくとおんなじ目で いつも ほほえんでくれるんだ ありがとね。 今日も 無事でいてね Photo byAl SootonUnsplash

ありがとう

ゆれるこころが 美をもとめるの 美はそこにあって 私はただ感謝して ありがとう 今日も 無事でいてね Photo by Kalle Kortelainen on Unsplash
うたこころ

古今和歌集〜鹿(しか)/夕づく夜小倉の山に鳴く鹿の..

夕づく夜   小倉の山に鳴く鹿の 声のうちにや   秋は暮るらむ       (古今集・秋下・貫之)           「鹿」      「秋鹿」ともよまれました               ...
うたこころ

後撰集〜時雨(しぐれ)/神無月しぐれとともに神無備の..

神無月   しぐれとともに神無備(かみなび)の 森の木(こ)の葉は   降りにこそ降れ      (後撰集・冬・読人不知)          「時雨」は     晩秋から初冬にかけて降るにわか雨 ...
うたこころ

万葉集〜露霜(つゆしも)/秋さればおく露霜にあへずして..

秋されば   おく露霜にあへずして 都の山は   色づきぬらむ        (万葉集・巻十五)          「露霜」は        いわゆる万葉歌語のひとつ        すぐ霜になり...
うたこころ

宇宙の声

宇宙の声 静かな美の感情 ありがとう 感謝の感情 どこまでも 無事でいてね Photo by SpaceXon Unsplash
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