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山居初秋

秋たつと   人はつげねど知られけり み山の裾(すそ)の   かぜのけしきに 西行(1118~1190) 山家集 旅に生き、桜を愛した 西行法師の歌です 「山居」 山の中のすまい 山の中に住むこと ...
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霞(かすみ)を

吉野(よしの)山   梢(こずえ)の空の霞(かす)むにて さくらの枝も   春知りぬ覧(らん) 西行(1118~1190) 聞書集 旅に生き、桜を愛した 西行法師の歌です 「吉野(よしの)山」 大和...
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母衣(ぼろ)

母衣と書いてぼろとよみます 武士が戦(いくさ)で背負っていた 矢を防ぐふくらませた袋のようなもの 武士は母を背負って戦いました 矢が刺さったぼろを手に武士は こころ痛めたのかしら ありがとう 痛かったね ごめん 亡き母を...
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南無阿弥陀仏

仏とも   鬼とも蛇とも分らねど 何になろうと   南無阿弥陀仏 木喰五行上人(1718~1810) 「称名(しょうみょう)」 阿弥陀仏の名号である 南無阿弥陀仏を称えること 「南無阿弥陀仏」 「南...
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やまとうるわし

万葉集(8世紀) 舒明天皇 天皇の、香具山に登りて 望国(くにみ)したまひし時の御製歌 大和(やまと)には 群山(むらやま)あれどとりよろふ 天(あま)の香具山(かぐやま) 登り立ち国見(くにみ)をすれば 国原(...
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神風(かむかぜ)の

神風(かむかぜ)の   伊勢の浜荻(はまをぎ)折り伏せて 旅宿(たびね)やすらむ   荒き浜辺に 万葉集(8世紀) 巻第四 相聞 碁檀越の伊勢国に往きし時に 留れる妻の作れる歌一首 「神風の」 古くは...
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夏風(なつかぜ)

夏山の   夕下かぜの涼しさに ならの木(こ)かげの   たたまうきかな 西行(1118~1190) 山家集 旅に生き、桜を愛した 西行法師の歌です 「夕下風」 夕方に木陰を吹いてくる風 「たた...
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夏衣(なつころも)

春過ぎて   夏来(きた)るらし白栲(たへ)の 衣(ころも)乾(ほ)したり   天(あま)の香具山 万葉集(8世紀) 雑歌 持統天皇 天皇の御製歌(おほみうた) 「来(きた)る」 来(き)至(いた)る...
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風神(ふうじん)

伊邪那岐(いざなぎ)伊邪那美(いざなみ)の二神、 既に國を生み竟(を)へて、 更に神を生みたまひき。   風の神名は志那都比古の神を生みたまひし、 古事記(712)より 「伊邪那岐(男神)伊邪那美(...
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織姫(おりひめ)星

龍(たつ)の馬(ま)も   今も得てしかあをによし 奈良の都に   行きて来(こ)む為 万葉集(8世紀) 雑歌 旅人 「龍の馬」 八尺以上の馬を龍という 「あをによし(青土よし)」 奈良の美称 ...
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霞(かすみ)を

吉野山   梢(こずえ)の空の霞むにて さくらの枝も    春知りぬ覧(らん) 西行(1118~1190) 聞書集 旅に生き、桜を愛した 西行法師の歌です 「聞書集」 聞きつけむに従ひて書くべし...
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いろづくことば

早 起 き の 朝 い ろ づ い て ゆ く 空 に お も い だ し て い る の う な づ い て こ の 美 し さ を わ た し も っ て ことばもいろづいてゆくものと よみました 長い歴史が深さと豊...
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神さまの愛

神さまの美しい自然への愛と わたしの美しい自然への愛と おなじになったとき 神さまはよくきたねと わたしの手をうごかすのかしら ハッとわれにかえると 神さまはまたおいでと 静かに去ってゆくのかしら わたしの い...
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君が代(国歌)

我が君は   千代(ちよ)に八千代(やちよ)に   さざれ石の巌(いはほ)となりて   苔(こけ)のむすまで 古今和歌集 賀歌 よみ人知らず 日本🇯🇵の国歌です 「君」...
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仮名序

古今和歌集(905) 仮名序 やまと歌(注.和歌のこと)は 人の心を種として よろづの言の葉とぞなれりける 世の中にある人 ことわざ(注.事と行為)繁きものなれば 心に思ふことを 見るもの聞くものにつけて(注.託して) 言ひ出...
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おとづれ

自転車をとめて ひとり空をみていた朝 旅にでるの? 声をかけられた サングラスの向こうは 異なる世界のようだった 詩を書くことは ことばを待つことと知った どこにでもある 幼いことばの訪れを待っていた 旅...
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美ガアルワ

なにかにふれて こころはいっぱいに ありがとうで みたされるの わたしはそのおもいを 美しいという言葉にのせて 表現します 宗教っぽい? でもね.. 美も 宗教も 根っこのこころの態度は おなじとおもうの それは 静 ...
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北斎の目

葛飾北斎の 鳥の絵がすきなの 鳥の目がね 北斎自身の目と感じるの 彼の目が語るの " どうだ お前にこの絵がわかるか? " ちょっとムカつくでしょ.. 北斎自身の目と しばし みつめあって いえ. にらみあっ...
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蜻蛉島(あきづしま)

万葉集 雑歌 大和(やまと)には 群山(むらやま)あれど とりよろふ 天(あま)の香具山(かぐやま) 登り立ち 国見(くにみ)をすれば 国原(くにはら)は 煙(けぶり)立つ立つ 海原(うなはら)は 鷗(かまめ)立つ立つ ...
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冬の花

冬ながら   空より花の散りくるは 雲のあなたは   春にやあるらむ (古今和歌集・冬歌・清原深養父) 「雪の降りけるをよみける」 「雪」を「花」に見立てる 冬なのに 空から花が散ってく...
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紀貫之 冬花(二)

冬ごもり   思ひかけぬを木(こ)の間(ま)より 花と見るまで   雪ぞ降りける (古今和歌集・冬歌・紀貫之) 「雪の木に降りかかれりけるをよめる」 冬ごもりの季節で 花のことなど思いも...
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紀貫之 冬花(一)

雪降れば   冬ごもりせる草も木も 春に知られぬ   花ぞ咲きける (古今和歌集・冬歌・紀貫之) 「冬の歌とてよめる」 「雪」を「花」に見立てる 雪が降ると 冬ごもりしている草にも木にも...
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君が代は(国歌)

我が君は   千代(ちよ)に八千代(やちよ)に さざれ石の巌となりて   苔のむすまで (古今和歌集・賀歌・よみ人知らず) 🇯🇵の国歌です 「君」とは 敬愛する相手...
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八俣(やまた)の大蛇(おろち)

古事記より[八俣の大蛇] かれこの中の尾を切りたまふ時に、御刀の刃毀けき。 御刀の前もちて刺し割きて見そなはししかば、 都牟羽の大刀あり こは草薙の大刀なり。 「八俣の大蛇」 体ひとつに頭が八つ尾が八つ その...
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サロルンカムイ(湿原の神)

古事記より〔島々の生成〕 次に大倭豐秋津島を生みたまひき。 またの名は天つ御虚空豐秋津根別といふ。 かれこの八島のまづ生まれしに因りて、大八島國といふ。 「大倭豐秋津島」 おほやまととよあきつしま 本州のこと...
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初雪(はつゆき)

山櫻(やまざくら)   はつ雪降れば咲きにけり よしのはさとに   冬ごもれども (西行・山家集) 旅に生き、桜を愛した 西行法師の歌です   "冬のうたよみけるに" 初雪が降って 山は一...
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風神(ふうじん)

[神々の生成] 既に國を生み竟(を)へて、 更に神を生みたまひき。 風の神名は志那都比古の神を生みたまひ、 (古事記より) 「志那都比古の神」 息の長い男の義 「風神雷神図屏風」 俵屋宗達筆...
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詩を書くこと

何か残したいと思って ブログを書き始めて たくさん書いたら詩を書きたくなって ブログは頭を使って力ずくで書いてたけど 詩は頭を離れて 心の内に湧く想いを 言葉に浮かべる感覚で この言葉ですか? と聴きながら導かれる感...
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金木犀

          いちばん好きと            せつなく読んだ          秋 香る          金木犀の花   UnsplashのJack Rayが撮影した写...
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初秋

秋たつと   人はつげねど知られけり み山の裾(すそ)の   かぜのけしきに (西行・山家集) 旅に生きた 西行法師の歌です 「深(み)山の裾(すそ)」 秋になったよと 人は告げてくれ...
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祈り~古事記

[天地のはじめ] 天地(あめつち)の初發(はじめ)の時、 高天(たかま)の原に成りませる神の名(みな)は、 天(あめ)の御中主(みなかぬし)の神。 (古事記より) 天の御中主の神の化身として 天照(...
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七回忌

いつもと違う帰り道 なぜこっちの道? イヤホンも聞きたくない.. そうして角を曲がると背後から 'けえ〜ん!' 振り向くと 両手に買い物袋を重たそうにして 母がいた '神様が会わせてくれたんだね' うれしそう...
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母 論

わたしより もっと ずっと若い 母の遺影を みあげて 手をあわせて わたしとおんなじ目を みつめるの 今日も微笑んでくれてる どんな日も こんな日でも.. ありがとう ありがとう.. ...
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ありがとう

わたしよりもっと ずうっと若い 母の遺影を みあげて 手をあわせて わたしとおんなじ目を みつめるの 今日も微笑んでくれてる こんな日でも.. ありがとう ありがとう.. ありがとう ...
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